今回は商圏について考えてみたいと思います。
商圏とは、商業施設や店舗にとっての顧客が日常的に生活している地理的な範囲の事を指します。
言い換えると、商業施設や店舗が集客できる範囲はどこまでか?という事です。
一般的にコンビニのように身近なモノですと、店舗を中心に半径500m以内が一般的な商圏となりますし、
食料、衣料、雑貨など幅広く扱う総合スーパーは5~10㎞以内と言われています。
全国展開しているような大手チェーン店は人口の多いエリアに出店したがる傾向があります。
人的、資金的に優位性を持ち、且つ同じような品質の商品を安く提供できる企業(店舗)は
競争力が強いので競合店が多い都会(人口が多い)のエリアを商圏に設定しても充分にやっていける算段が付きやすいからです。
もし、アナタの取り扱っている商品、サービスが品質に自信があり、価格競争力があるのでしたら人口が多く、競合が多いエリアが商圏でも問題はさほど無いと思います。
競合店舗がどれだけ多かったとしても、ご自身の商品より劣っていれば顧客が奪われてしまう機会は限定的で済むからです。
問題は人的、資金的に大手ほどの余裕がなく、商品やサービスに圧倒的な優位性を持たない場合です。
例えば、美容室さん。
スタッフさんの技術力が高かったとしても、大手ほど広告費を掛けられないのとセット面やシャンプー台などの設備も大型店舗ほど多くない場合が多いため、商圏内でお店さんの良さが浸透せずに苦戦している場合がよく見られます。
そんなケースでの対策として検討してもらいたいのが、+1(プラスワン)の考え方です。
美容室さんでしたら、一般的に「髪にカット、カラー、シャンプー、セットなどを行いキレイにする」という価値を提供し収益を得ています。
これにもう一つ、価値を加えるという考え方です。例えば、、、
・夜遅くまで営業している
・ヘッドスパが無料でついてくる
・リーゼント(男性向け)が得意
・白髪染めに特化
・カラー診断や占いなどのサービスが付ける
・カウンセリングに時間をかける etc
普通の美容室でしたら商圏内にたくさんの競合店が存在すると思います。そこで「夜8時過ぎても営業している美容室」というカテゴリーにしたら、どうでしょうか?
よほどの都心部でない限りは競合店はぐっと減るのではないでしょうか?
大切なのは「商圏とは自分達の創意工夫で作り出せることができる」という考え方です。
すでに店舗を持っていらっしゃる皆さんは容易に移転などできないと思います(当たり前ですが、、、)ので、この+1(プラスワン)の考え方で、魅力的な新しい商圏を開拓していってください!
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